カナダ留学#23『愉快な仲間たち』
こんにちはYujiです。
今回は『愉快な仲間たち』を書いていきます。
ある日のお願い
ある日、隣の部屋に住むカップルからメールが来ました。
「 Yuji お願いがあるんだけど今私たちNYにいて今日帰るつもりが大雪でトロントに帰れそうになくて、でも、明日沖縄から友達が来るんだ。だからお願いなんだけど代わりに空港まだ迎えにいけない? 」
別にいいけど何時に行けばいいの?
「 13時ぐらいにトロントに着くらしいから ごめんね 」
全然大丈夫だよ。
「 一応友達の連絡先教えとくね。5人の女の子が来るから大勢だけどよろしく」
ん?なんて?『女の子が5人』メールを5度見しました。それも沖縄から神様はまだ僕を見捨ててなかった!!! すぐに美容院を予約し、身なりをチェックしました。(冗談)
まだかなまだかなと時計を何回も確認し。
ううんメールを受けてまだ1時間も経ってない。来るのは明日。落ち着け。
冷や汗
髪型をセット、スーツを着てバラの花を持ちいざ出陣。(いやいや誰に会いにいくねん)
空港についた僕はニヤニヤしながら待ってました。
ん?てかその子たちが空港に着いたってどうやってわかるんだ?どこで待ち合わせたらいいんだ?そう。その時僕はまだ空港にWIFIがあるのを知らなくてどう連絡したらいいんだと焦り出しました。
やばい、ちゃんと迎え入れてお世話しないとカップルに怒られると同時に『料理酒』を思い出し唇の震えが止まりませんでした。
女の子5人組
考えても仕方ない。連絡できないものはできないんやから何とかなる、なんくるないさって言っとけば許してくれるやろうと思い彼女たちを待ちました。
そして、東京からの到着の便 乗客がゲートから出てくる中、捜しました。顔も知らない、連絡も取れない、『日本人の女の子5人組』をキーワードに。
なかなか見つからず、まさか僕と同じで入国審査にひかかってるんかな?この僕がひかかったぐらいですから、、、と群衆の中を潜り抜けると。
ばったり
群衆の中を抜けるとバッタリ。え?運命?(すいません。日本って一夫多妻制でしたっけ?笑)
Yuji: え?もしかして沖縄からの、、?
5人組: 「そうです!すごい会えた!よろしくお願いします。」
Yuji: よかった〜会えないかと思ってた。入国審査は大丈夫だった?
5人組: 「普通に通過できましたよ」
Yuji: ・・・ よく来たねお茶でも飲んで行きなさい。(ううん、おばちゃん家?)
会えた事に安心と奇跡を感じ空港から家まで地下鉄を使い案内しました。4ヶ月前までは地下鉄の乗り方も知らなかった僕が一丁前にドヤ顔で教えちゃって。人は成長するもんですね。
愉快な仲間たち
家まで無事案内し安心した僕の内心は5人みんな可愛い。
さすが沖縄と考えているとカップルから
「Yuji ありがとう!助かった。まだ帰れそうにないからもし良かったら遊んであげてね」
とのメールが。やばいやばい調子に乗ったら『料理酒飲まされる』大人しくしないと。
ただ、言われなくても5人とは遊ぶよと思いながら5人と過ごしました。
彼女たちとはショッピングモールに行ってビクトリアシークレットの外で待たされたり、遠慮せんでも1人ずつ選んだんのにと思いながら楽しんだり。
トランプしたり、1人は大事な冷凍朝ごはんを電子レンジで爆発させたり。
それぞれ個性豊かで楽しかったです。みんなありがとう。
思うこと
それから5年経った今でも彼女たち全員と連絡先は繋がってて、その中の1人とは場所を変えて日本ではなくまさかのオーストラリアで再開したり僕は幸せです。
友は友を呼び友達って最高だなと思う瞬間です。人は絶対友達無しでは生きていけないと思います。友達から教わることはたくさんあり、自分を知らない間に成長させてくれます。
別にたくさん友達を作る必要はありません、自分と気が合う、自分が信頼できる友達、自分が困った時助けてくれる友達1人いれば充分です。
今回も読んでいただきありがとうございました。嬉しいです。