Yujii’s diary

留学生の話

野宿決定!?

こんにちはYujiです。

今回は 野宿決定!? を書いていきたいと思います。

 

宿探しIN TORONTO

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午後6時  Cityまで送ってくれたタクシーのおじさんと別れ1人リュックサックとスーツケースを引きずりながらこれがトロントか。僕の第一印象は賑やか。その時ちょうど帰宅ラッシュもあり、人々の多さに圧倒されていました。信号の音、形、車線が左右逆、立ち並ぶ高層ビル路面電車。僕にとっては何もかも新鮮で1人だけスポットライトを浴びてるかのようでした。

この時の僕は正直、宿はすぐ見つかると思い何も考えず携帯はWIFIもつながらず、トロントの地図も知らない、まず今Cityのどこに居るのかもわかっていないのに、のほほんと歩いていました。(アホですよね)しばらく散策しているとトロント大学が見えてそこらへんに座ってる人にホテルはどこにあるか聞いてみようと思い聞いてみましたホテルはどこにありますか?と。。

みんな言う答えが「この辺には無いよ」か「ホテルは無いよ」。あと、なんか僕に質問してくれてるけど僕の当時の英語力でどうすることもできず。OK OK Thankyou で僕は去るばかり。1人、2人、4人、8人と聞いていきましたが、みんなの英語が分からず、だんだん人に聞くのが怖くなりただひたすらCityを歩き回ったのを覚えています。

午後11時辺りは暗くなりホテルを探し始めて5時間。だんだんホテルよりその辺の公園の芝生を眺め始め(あそこなら一晩寝れそうかな)とかを考え始め、もっと調べたりホテルの予約をしとくべきやったと後悔しながら歩いていると・・・・・・日本語が聞こえるじゃないか!!!その聞こえる方に耳と鼻を効かせながら全力で向かいました。日本人の女性2人組でした。迷わず、すいません今日きたばっかでどこにホテルとかあるか知らんくてここら辺ホテルってどこにありますか?と

すると彼女たちの答えは「私たちも最近来て詳しくないんです・・・・」・・・・あ、そうなんですね。ごめんなさい。で別れを告げました。どないしよう。。。。

人の優しさ

その時のトロントは肌寒く2時間入国審査に、5時間重たいリュックとスーツケースを持ち疲労はマックスでベンチに座ってました。でもうずうずしてても仕方ないし、もし無理なら公園で寝れるやろうと考え立ち上がりました。 

10人目の人にホテルを探してるんですけどホテルはどこですか?と聞きました。僕の姿を見るなり「あなたの行きたいところはホステルでしょ?」ホステル??? 僕の頭の中では???なんやそれ??いやでもこのチャンス逃したらあかんと思い笑顔で YES と。 

  • ホテル(Hotel) 個室でそれぞれのプライバシーがしっかりと保たれやすい。
  • ホステル(Hostel)二段ベットの相部屋で共有スペースが多い。

すると女の人は考えながら少し歩かないといけないんだけど、あっちの方なんだと指を指しながら「大丈夫?行ける?」と聞いてきました。 正直僕の心の中では、ついてきて欲しい気持ちでいっぱいでしたが大丈夫と言おうとした瞬間、信号待ちをしてた大学生っぽい人が僕たちの話を聞いてて放った一言が「僕が連れていくよと」救世主降臨。

その女の人に全力でありがとうを言い別れ大学生についていきました。本当にありがとうと、ごめんなさいを言いました。すると彼は「家近いしついでだから大丈夫だよ」と。なんでこんなに優しんだと暗い夜道、目に涙を浮かべたのを覚えています。

ホステルに着き、ようやくホステルの意味がわかり中に入りました。その時の時刻は深夜。受付もいなく物事はすんなり進まないなと思っていると連れてきてくれた彼が電話をかけてくれ残念ながらそこのホステルは完全予約制で入れませんでした。でも彼はもうひとつあるからと連れて行ってくれました。なんとかそこで3泊申し込みができ彼に全力でありがとうと言いました。彼は「何もしてないから気にしないでと」なんて優しくて、かっこいいんだと思い別れ、自分の部屋にいき何もせずにベットで寝たのを覚えています。

思うこと

今、もう1度会えるならホテルとホステルの違いを教えてくれた女の人と、連れて行ってくれた彼に会いたい。当時は当時で僕なりに全力でお礼を言ったつもりですが、言ってもThankyouverymuch だから、しっかりとお礼を言いたいですね。

見ず知らずの海外から来た人を親切にしてくれたことは今でも鮮明に覚えてるし、宝物です。それと、あなた達のおかげでまた僕が周りに優しくなれました。

ありがとう。

 

僕から言いたいのは、皆さんも困ってる人がいたら躊躇せず助けてあげてくださいね。人に限らず動物に対してもその行動ひとつで誰かが幸せになると僕は思っています。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました。嬉しいです。

 

 

 

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